「高感度・高速」のバイオセンサー技術を活用した感染症対策の策定(2015年-)

プロジェクト概要

ある国内大手製造業者の持つバイオセンサー技術を活用し、日本及び世界の感染症対策を強化する施策を構築・提言した。

新たなバイオセンサーA:抗体の代替可能性
バイオセンサーAは、ウイルスや生体内タンパクの検出に活用が期待される新たな検査技術であり、その「感度・特異度の高さ」「維持管理のしやすさ」などの特徴から、従来のタンパク質検出検査のデファクトスタンダードである抗体検査にも優ると言われている。しかし、あるタンパク質に特異的なバイオセンサーAを発見するには、「人工合成」「結合テスト」「評価」といったプロセスを複数回繰り返す必要があり、1つの特異的なバイオセンサーAを発見するには2-3年といった長期間が必要であり、その開発期間の長さが普及への阻害要因となっていた。

 

IT技術を用いたバイオセンサーA開発の早期化
そのような中、ある国内大手メーカーは、自社のビッグデータ解析技術を活用してバイオセンサーAのパターンを認識し、数週間から数ヶ月でタンパク特異的なバイオセンサーAを発見する技術を確立した。当初は、ある感染症検査への活用を検討したものの、その事業性に不安を感じ、最終的な事業方向性を決めあぐねていた中、市場選定および事業構築をイーソリューションズが支援するに至った。

 

「感染症対策インフラ」構築に向けた事業構築
有識者へのヒアリングを通じて、将来有望かつバイオセンサーAの技術が適応されうる3市場を選定。それぞれの市場性を評価した結果、インフルエンザ疾患などの4つの感染症を対象とした検査市場へ参入することを提言。参入にあたっては、単なる検査技術を展開するのではなく、当該メーカーの強みであるIT技術を活用し、感染症を早期に検知し対策へ繋げられる「感染症対策インフラ」となり得るビジネスモデルを構想・提言した。

その後、イーソリューションズのネットワークを活用し、事業化に必要となる戦略パートナー候補企業を選定。また、国や省庁への提言を通じて機運醸成を図った。

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