「がんゲノム医療」の実現に向けた取組

プロジェクト概要

「がんゲノム医療」先進国であるアメリカの市場分析を通じて、日本の「がんゲノム医療」のあるべき姿と課題を考察。さらに、本領域への進出を図る大手メーカーに対する事業戦略策定・事業化支援を行った。


■「がんゲノム医療」への期待の高まり 「がんゲノム医療」とは、がん患者のゲノム情報に基づいて治療方法を選択・実行する医療であり、より効果的で副作用の少ないがん治療として世界中で期待が高まっている。例えば、非小細胞肺がん治療薬として知られるイレッサ(一般名:ゲフィチニブ)は、EGFR遺伝子異常を有する患者のみを対象とすることで、奏効率を27.5%から76.4%にまで向上させることに成功した。 さらに、ゲノム情報を収集・解析する事で、希少がんなどに対する革新的新薬開発も期待できるため、アメリカやイギリスでは、国が主体となって「がんゲノム医療」を推進し、ゲノム情報を収集している。

■日本における「がんゲノム医療」への取組 近年、日本においても「がんゲノム医療」の取組が活発化している。平成30年度には、日本政府が「がんゲノム医療」の実現に向けて前年度比約6倍の予算を投じている他、医療機関、大学等の研究機関、製薬企業、更には規制当局や関連学会等多くの組織が参画する「がんゲノム医療推進コンソーシアム」が設けられた。 しかしながら、日本全国で均質な「がんゲノム医療」を受けられる体制整備は未だ不十分である他、日本が「がんゲノム医療」を継続可能とするための戦略やビジネスモデルが不在であるといった点が、日本の課題であるとイーソリューションズは考えた。 そこでイーソリューションズは、「がんゲノム医療」先進国であるアメリカの市場分析を通じて、日本の「がんゲノム医療」のあるべき姿と課題を考察し、国のキーパーソンと日本の「がんゲノム医療」の実現に向けたディスカッションを行った。

■「遺伝子検査受託」の事業戦略策定・事業化支援 ディスカッションを重ねる中で、日本の「がんゲノム医療」を実現するには民間の遺伝子検査実施体制を充実させる必要があるとイーソリューションズは考えた。 そこでイーソリューションズは、「がんゲノム医療」領域への参入を検討していた大手メーカーに働きかけ、国の方向性に則した「遺伝子検査受託」事業戦略の策定及び事業化支援を行った。

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