スマートシティ・プロジェクト(SCP)

スマートシティ・プロジェクト(SCP)
プロジェクト概要

日本企業のスマートシティ技術の海外輸出促進のため、スマートシティに関する各分野のリーディング企業27社のコンソーシアムであるスマートシティ・プロジェクト(SCP)を立ち上げ、事業を推進した。

スマートシティは世界の国家戦略
近年、地球環境の保全や、都市人口の爆発的な増加による化石燃料の枯渇が問題視されている。このような時代背景に基づき、より効率的にエネルギーが循環し、人々の暮らしがより快適になる都市、いわゆる「スマートシティ」の開発が求められている。世界のスマートシティ市場は、2010年から2030年までの20年間の累計で4,000兆円の規模に達するとも予測され、世界の国家戦略に位置づけられていた。

日本スマートシティ輸出の課題
しかし、莫大な市場の機会に対し、日本のスマートシティインフラ輸出に幾つかの課題が見えてきた。例えば、①ニーズ・制約条件を体系的に整理・汲み取った提案の不足、②コンソーシアムを組んでも機能しない企業連携、③発注者が担当分野を各企業へ個別に発注することによる個別最適化、④マーケティングにおいて各企業が非統一的なメッセージを各々のタイミングで発信することによる非効率なマーケティング、などが挙げられる。これらの課題を解決できなければ、日本の環境エネルギー分野の技術がガラパゴス化する懸念があった。

スマートシティ・プロジェクト(SCP)
イーソリューションズは、スマートシティに関する各分野のリーディング企業27社が参加するコンソーシアム、スマートシティ・プロジェクト(SCP)を立ち上げ、事業を推進した。

SCPでは、スマートシティを5つの層のフレームワークで定義、ソリューションを10つの領域に分け、各社のソリューションがどこに位置づけられるか、明確にした。さらに5層10領域全体を俯瞰しながら、全体最適の観点からソリューションを検討した。国内では、柏の葉スマートシティ、気仙沼スマート化、埼玉エコタウンなど、海外では、中国・連雲港、ロシア・サンクトペテルブルクなどのプロジェクトに携わった。

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