スマートメーターを活用した新サービス構築支援

電力自由化による世界の電力市場の拡大
各国が電力の自由化を進める中、再生可能エネルギーや蓄電池等を活用し、スマートシティやスマートグリッドを創出する世界的な動きが活発化してきた。スマートシティは、世界各国の最優先国家戦略でもあることから、その市場は、巨大であり、日本にとっては、スマートグリッド等、日本が得意とする社会インフラ関連技術をパッケージ輸出する大きなビジネスチャンスでもある。

日本の電力が世界市場に展開する課題
このビジネスチャンスを獲得するには、日本の電力会社が持つ世界最高レベルの電力運営技術が要であり、世界市場への展開にあたっては、①多様な国際標準に準拠したメーターの導入、②システム全体のパッケージ化、③社会システムとしてのサービス開発などが必要である。

課題を解決する世界標準のスマートメーター導入支援と新サービス開発
イーソリューションズでは、電力会社に対し、世界標準のスマートメーターの導入支援を実施したうえで、［１］不動産開発、［２］基礎インフラ、［３］スマートインフラ、［４］生活サービス、［５］生活スタイルから成るスマートシティの５層のフレームワークを活用し、システム全体のパッケージ化の枠組みを構築。さらに、その枠組みにおいて、住宅メーカー等を中心とした不動産開発会社、生活サービスを提供している情報サービス企業、およびスマートメーターを保有している電力会社による新しい事業の機会を設計し、相互に連携させる支援を行った。

スマートメーターを活用した新規ビジネス構築
また、社会システムとしてのサービス開発を目的に、社会的問題を解決するサービスを構想し、電力会社と、サービスの実施主体となる企業による新しい電力サービスを実現するため、新規事業の企画立案、プレイヤーのマッチングまでを一貫して実施している。