「高感度・高速」の
バイオセンサー技術を活用した
感染症対策の策定
Social Issues
- 健康と福祉
- 産業と技術革新
Issue
課題
開発期間の長さが、
既存技術に優位なバイオセンサーの普及を阻害
バイオセンサーは、生物学的な素材(酵素、抗体など)を用いてウイルスや生体内タンパクを検出する新たな検査技術であり、その「感度・特異度の高さ」「維持管理のしやすさ」などの特徴から、従来技術に優位性があると言われている。
しかし、あるタンパク質に特異的なバイオセンサーを発見するには、「人工合成」「結合テスト」「評価」といったプロセスを複数回繰り返す必要があり、開発に約2-3年を要することが普及への阻害要因となっていた
Approach
解決方法
新たなビジネスモデル
構想による
新規技術の事業構築支援
ある国内大手メーカーは、自社のビッグデータ解析技術を活用して数週間から数ヶ月でタンパク特異的なバイオセンサーを発見する技術を確立しました。
イーソリューションズは、当該技術の展開支援に際し、有識者へのヒアリング及び市場分析を通じて、インフルエンザ疾患などの4つの感染症を対象とした検査市場へ参入することを提言しました。
参入戦略としては、単なる検査技術の展開でなく、当該メーカーの強みであるIT技術を活用し、感染症を早期に検知し対策へ繋げる「感染症対策インフラ」となり得るビジネスモデルを構想・提言した。
その後、イーソリューションズのネットワークを活用し、事業化に必要となる戦略パートナー候補企業を選定。また、国や省庁への提言を通じて機運醸成を図った。