Business Trip Report /
海外よりゲストを招き交流会開催
(エストニア)

ライフデザイン事業部

※2019年掲載記事の再掲です。
イーソリューションズでは、プロジェクトの中で海外へ出張し、先行事例視察、関係者へのヒアリング、共同研究や展示会出展に携わる機会があります。また、海外からのゲストをお招きしての交流会を主催することもあります。

例えば2018年には、日本を訪れていたエストニアのアーティストの方々とご縁があり、夕食会を催しました。昨今は「電子国家」として世界から注目を集めるエストニアの文化や考え方に触れる中で、人口わずか130万人の国で、生産性を高め、社会を豊かにするためのヒントに触れることができ、今後ますます劇的な人口減が予測される日本がエストニアに学ぶことは多いと感じました。

美しい日本庭園を背景に和やかに会話ははずみ、夕食会も終わりに近づいたころ、慣れない和食を残さず召し上がったあるアーティストの方が、エストニアでは「食事を粗末にしない」ことが当たり前な文化だということをお話されました。日本も、該当する外国語がないといわれる「いただきます」「ごちそうさま」に代表される、食や命に感謝を忘れない文化を持っています。そんな日本とエストニアの意外な共通点でした。

イーソリューションズの代表的プロジェクト「チーム・マイナス６％」では、CO₂削減に向けて、「クール・ビズ」という新たな人々の意識、そして文化を生み出し、社会の変化を仕掛けました。今後も、生活者の視点から社会課題を考察するだけでなく、課題解決に寄与する新しいソリューションを構想していきたい―そんな刺激をいただいた貴重な会になりました。