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社員インタビュー/ヘルステックを起点に複数企業を巻き込み、社会課題にアプローチ
2022.07.19

社員インタビュー/ヘルステックを起点に複数企業を巻き込み、社会課題にアプローチ

入社3ヵ月を迎える横田さんに、ライフサイエンス事業部ならではの専門性の活かし方と、企業やアカデミアとの連携により新たな知識を拡充し、業務を進行する様子をお話しいただきました。

横田 麻美(ライフサイエンス事業部)

※2022年7月時点の情報です。
1. ライフサイエンス事業部で担当しているプロジェクトについて教えて下さい。
ライフサイエンス事業部では、住宅における疾患の予防プロジェクトと、子会社であるNCメディカルリサーチ社(以下、NCMRと表記)の運営に携わっています。2プロジェクトの業務割合はメンバーによって異なりますが、私の場合は3:2の割合で業務を行っています。

2. 横田さんのバックグラウンド・専門性について教えて下さい。
大学の看護学部を卒業後、助産師として大学病院に勤務しました。その後、病院等の治験施設を支援するSMO(治験施設支援機関)の治験コーディネーターに転職しました。前職では様々な診療科の治験に従事し、患者さんへの対応のみならず、担当医師や院内の様々な部署、製薬会社との連絡や調整業務を担っていました。

3. イーソリューションズへ入社を決めた理由を教えてください。
私が取り組みたい内容をプロジェクトで既に実施していたからです。日本の社会課題として、高齢化による医療費増大があると考えています。医療費を増やさないようにするためには、適切なタイミングで医療へアプローチするだけでなく、疾患を発症する人を減らす取り組みも重要だと感じていました。そのような課題を解決できる企業が無いか探していた際に、イーソリューションズがプロジェクトとして取り組んでいることを知り、入社を決めました。

4. 業務を進める中で、研究者、医師、大学教授など専門家とやり取りをすることが多いと思いますが、専門性が求められる場面とはどういうところでしょうか?
住宅における予防プロジェクトでは、ユーザーに合わせた疾患予防の仕組みをクライアントと主に構築しています。世の中に無い仕組みの構築に取り組んでいるため、プロジェクトに関わる政策や関連学会のガイドライン、現在の市場状況を理解する必要があります。
知識をインプットした上で、本やインターネットだけでは入手できない最先端の知見を伺うため、大学教授や企業へヒアリングを実施する場面が多いです。
NCMRの業務では、私は主に治験準備に携わっています。病院の医師の方々から問い合わせに対応するため、疾患の基礎知識と治験の知識が必要です。また院内の運用に関して、病院スタッフ様から質問されることもあり、病院内のフローも理解しておく必要があります。

5. ライフサイエンス事業部は皆、医学知識をベースに持ったうえで、アカデミアや企業から市場状況を学んでいるのでしょうか?
医療分野のバックグラウンドがあるメンバーもいますが、化学分野出身のメンバーもいるなど、全員が最初から医学知識があるというわけではありません。
私の場合、医療分野の知識はありますが、戦略立案やビジネスモデルの知識は不足しています。一方で私と逆のパターンのメンバーもおります。そのため仮説検討時は、各メンバーがこれまでの専門分野での経験や視点を活かして意見を出すため、結果としてバランス良く仮説構築が出来ていると思います。

6. 前職でも経験が出来なかった、イーソリューションズならではの業務内容があれば教えて下さい。
前職では個々の患者さんへ直接アプローチすることが主でしたが、イーソリューションズでは、クライアントのプロジェクトを通して間接的に健康な方々へ広くアプローチできるのが違いです。
また、社会課題の解決は1社では難しいため、複数の企業・アカデミアと連携しながらプロジェクトを進めるという点も特徴です。企業やアカデミアの各パートナーがwin-winになるような事業のプロデュースを行い、かつ社会課題を解決できるのはイーソリューションズでしか経験できない業務であると感じています。加えて、ヘルステックを起点に複数企業を巻き込みながら、社会へアプローチできる点はライフサイエンス事業部ならではの業務で、やりがいに繋がっています。


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