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社員インタビュー/第一人者との共同研究をプロデュースし、「社会課題」の解決を目指す
2022.09.20

社員インタビュー/第一人者との共同研究をプロデュースし、「社会課題」の解決を目指す

佐々木 龍之介(ライフデザイン事業部)

※2022年9月20日時点の情報です。
佐々木さんの大学での専攻と前職でのお仕事について聞かせてください。
慶應大学の法学部を卒業後、IT系(Webサービス)企業に入社し、人事部門で働いておりました。人事の中で様々な仕事を経験しましたが、特に中途採用業務を担当していた期間が長かったです。管理部門は組織を俯瞰して課題解決に取り組むことが多かったように感じます。

イーソリューションズに入社を決めた理由を教えてください。
コンサルティング業界を中心に転職活動をしていたのですが、「社会課題」や「未来デザイン」「持続可能性」に特化している点に斬新さを感じ、興味を持ちました。選考の過程で過去の案件、現在取り組んでいる案件を紹介いただき、この会社に決めようと思いました。「事業プロデュース」というアプローチで多くのプレイヤーの協力を得ていくスタイルが魅力的で、この会社であれば質の高い経験を積めると確信しました。

佐々木さんがライフデザイン事業部で担当しているプロジェクトについてお聞かせください。
家の中で起きる緊急性の高い疾患や事故を「早期発見」することで、早期治療に繋げるためのプロジェクトを担当しています。そのなかでも、どのように「早期発見」するのかという仕組みづくりでは、医学/工学の専門家の方々にもプロジェクトに参画いただいているため、頻繁に意見交換をしています。また、米国大学との共同プロジェクトも担当しており、週に1回程度は現地との会議を行っています。

佐々木さんはご自身の仕事を通じてどのような「事業プロデュース」をされているのですか。
先ほどお話しした「早期発見」するための仕組みづくりでは、病院の救急領域や機械学習など工学領域の権威ある専門家と何度もお話しを重ね、1から仮説検証を行っています。また実際に「早期発見」ができるのかを検証するための臨床研究も行っており、私も計画から実施のサポートまで幅広く担当しています。

その中で、大切にしていることが3点あります。1つ目は、こういった取り組みが、事業としてだけでなく、病院などの公的機関や生活者、社会にどの程度の効果を生み、どんな社会課題を解消できるのか常に念頭に置いておくこと。2つ目は、研究や検証の成果を事業に実装した時、競合と比較してどこに優位性を生み、どの程度の経済価値を創出できるのか、また病院など各パートナーにとってのメリットも常に考えておくこと。そして最後に私自身この領域の専門家でもなければ知識も乏しいからこそ、専門家やパートナー企業にご協力いただき意見を集約することに注力すること。

これが「事業プロデューサー」として必要な視点で、私が仕事を進めるうえで大事にしていることです。これが出来れば、例えどのような領域であっても「事業プロデューサー」としての価値を発揮できると思っています。

ライフデザイン事業部ならではの企業・アカデミアとの連携についてお聞かせください。
住宅メーカーをはじめ、国内の複数のリーディングカンパニーと連携してプロジェクトに取り組んでいますが、特にアカデミアとの共同の取組みが多いことはライフデザイン事業部の特徴だと思います。実際に、現在、国内大学病院での臨床研究が2本進行中で、米国大学との共同研究プロジェクトも行っています。加えて、各領域で権威あるアカデミアの専門家の方々の技術を世の中に広く浸透していくことを目的とした会社設立・運営のご支援も行っています。プロジェクトを進めていくうえで様々なアカデミアの専門家の方々と意見交換するだけでなく、研究のデザインから携わることができる点、会社設立・運営に携わることが出来る点は、ライフデザイン事業部ならではの経験だと感じています。

この仕事を通じて、どのようなスキルが身についていると実感していますか。
医学や工学の領域で数ある実績を残されてきた権威あるアカデミアの専門家や、大企業のエグゼクティブなど、普通では関わることのできない方々と意見交換ができるため、こういった方々がどこに興味・関心を持っていて、何をメリットに感じるのか、若いうちから高い視座で物事を捉えることができるようになると思います。

実際に私自身、今担当しているプロジェクトの他に、救急領域における新しいスキームの検討など新しいプロジェクトの組成にも携わっており、積極的にアカデミアや企業にアプローチを重ねながら双方win-winになるような仮説検証を繰り返している最中で、若いうちからマネージャーとして挑戦させてもらえることも大きいです。

佐々木さんが感じる、イーソリューションズ、ライフデザイン事業部ならではの「やりがい」や「楽しさ」についてお聞かせください。
多くの案件が長期的なロードマップのもと進められているので日常的に達成感を得る機会は少ないかもしれませんが、取り組んでいるプロジェクトの規模が大きく、社会的にかなりのインパクトを与えるものだと信じているので、その実現に向かっていると思うととてもワクワクします。それが社会貢献の一環であるということも充実感の一つだと思います。


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